最終更新日:2017/12/11

青汁を飲むと下痢になる七つの理由とその対処法

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青汁を飲むと下痢になるという意見を聞きますが、実はきちんとした理由があるのです。食物繊維の取り過ぎや、難消化性デキストリンや脂溶性ビタミンの影響、冷たいまま青汁を飲んだことなどのきちんとした理由が挙げられます。

 

理由を踏まえて対処法を実践すれば、下痢を怖がらずに青汁を飲めます。逆に青汁を続ければ下痢でも便秘でもないちょうどいい感じの快便習慣を確立できるのです。

 

青汁を飲むと下痢になる七つの理由とその対処法、最初は下痢になっても続けて青汁を飲むと快適な便通につながると言える理由も説明します。

 

青汁と飲むと下痢になる理由7つ

 

食物繊維の摂り過ぎ

食物繊維には、2種類あります。不溶性食物繊維と、水溶性食物繊維です。食物繊維を多く摂り過ぎると下痢になる場合があります。なぜなら、不溶性食物繊維は腸の排便と関係のある蠕動運動という働きを促す効果があるからです。

 

過剰に不溶性食物繊維を摂取すると、腸の排便を促す働きが活性化されすぎて下痢になる場合があります。また、水溶性食物繊維は、便に水分を含ませて便を柔らかくする働きがあります。水溶性食物繊維が多すぎると便が柔らかくなりすぎて下痢になる場合があります。

 

その対処法

食物繊維の過剰摂取、例えば青汁の飲みすぎを避けることが対処法です。早く健康になりたいという気持ちがあっても1日の適量を守ります。2種類の食物繊維、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランス良く摂取することも大切です。

 

現在市販されている青汁のほとんどは、2種類の食物繊維がバランスよく配合されています。もし、適量を守っても下痢になるなら、少し量を減らして飲んでみることもできます。

 

難消化性デキストリンの摂り過ぎ

難消化性デキストリンの摂り過ぎも下痢になる理由の一つです。難消化性デキストリンとは、ジャガイモやトウモロコシに含まれる天然のデンプンに由来する成分です。血糖値の上昇を緩やかにしたり、中性脂肪やコレステロールの低下、整腸作用などがあるということで“トクホ”に認定されているのです。

 

「からだすこやか茶」などに含まれている成分です。実は、難消化性デキストリンは水溶性食物繊維のひとつです。ということで、先ほど述べたように、水溶性食物繊維は便を柔らかくする働きがあるので、これを取り過ぎると軟便や下痢になる可能性があります。

 

糖尿病や高脂血症、ダイエットなどに効果が期待できるということで、この難消化性デキストリンが入っていますとパッケージに記載されている青汁もあります。

 

その対処法

パッケージの品質表示などで、難消化性デキストリンの有無や含有量を確認し、飲んでみて下痢の症状が出るようならば、量を減らして飲んでみることもできます。

 

また不水溶性食物繊維を食事などで意識して摂取し、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のバランスを保ち、便の状態が固すぎず柔らかすぎずのいい状態になるようにすることもできます。ちなみに、不溶性食物繊維は豆類やキノコ類、切り干し大根、おからなどの食品に多く含まれています。

 

脂溶性ビタミンの摂り過ぎ

ビタミンを過剰に摂取するなら、それを体内で分解するために肝臓などの臓器に過度の負担がかかり、それにより一過性の下痢や嘔吐といった症状が出る場合があります。ビタミンには、水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあり、水溶性ビタミンは少し多めに摂取しても尿と一緒に体外に排出されます。水溶性ビタミンの代表例はビタミンCです。

 

脂溶性ビタミンは、体内に蓄積されやすく、尿で体外に排出されないので、過剰に摂取すると副作用が出る可能性が高くなります。脂溶性ビタミンの代表例は、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE,ビタミンKです。

 

βカロテンは体内でビタミンAに必要に応じて変換されます。青汁の原料になる小松菜やほうれん草などはβカロテンが豊富な食品です。また、青汁の原料にもなっている明日葉や小松菜にはビタミンKが豊富に含まれています。

 

もし、こうした食品を原材料にしている青汁を適量以上飲んだり、脂溶性ビタミンを含むサプリを併用して青汁を飲んだりしているなら、脂溶性ビタミンの過剰摂取による副作用として下痢の症状が出る可能性があります。

 

その対処法

ビタミンの摂取も適量を心がけることができます。水溶性ビタミンは、過剰摂取しても必要ないものは尿と一緒に排出されます。脂溶性ビタミンにしても、過剰摂取すれば肝臓などの臓器に過度の負担を強いるだけです。

 

「健康のためにはビタミンを豊富に」という気持ちは分かりますが、青汁とサプリを合わせて飲む、適量以上の青汁を飲むなどの過剰なビタミン摂取をしないよう、適量を心がけましょう。

 

冷たいまま飲む

青汁を冷たい水で割って飲む、冷凍青汁をキンキンに冷えた状態のままのむと、もちろんお腹を壊す場合があります。

 

その対処法

冷たいまま飲むとお腹を壊すようであれば、人肌程度に温めて飲むことができます。また、ほうれん草スープ的なイメージで、温かいスープに混ぜてみるのもありです。しかし60度以上の温度になると、ビタミンCは壊れてしまいます。

 

青汁に含まれている栄養を殺してしまわないためにも、温めすぎには注意しましょう。

 

牛乳で割って飲む

乳糖不耐症という体質の人は、青汁が原因というより、青汁を割るために使った牛乳が原因で下痢になったりすることがあります。腸に存在する乳糖分解酵素のラクターゼが、体質的に少ないと乳糖不耐症になります。

 

乳製品と歴史的に長い付き合いのある欧米人に比べ、アジア人の場合は80%近くの人が乳糖不耐症の可能性があると言われています。これまで、その自覚がなかったとしても、牛乳青汁を定期的に飲むようになって、乳糖不耐症が分かったということもあるかもしれません。

 

その対処法

牛乳が原因で下痢するようであれば、牛乳やヨーグルトに混ぜて青汁を飲んだり食べたりするのをやめます。水や豆乳、乳糖分解済みの牛乳(雪印メグミルクのアカディ)などで割って飲むことができるでしょう。

 

人工甘味料の摂取

青汁の苦さがを軽減したり、甘くて飲みやすくするために人工甘味料が含まれている青汁もあります。その人工甘味料も下痢を引き起す理由の一つとされています。

 

人工甘味料は、天然の砂糖とは違い、腸内で消化吸収されにくいので、腸がそれを頑張って吸収しようと、腸内の浸透圧を上げます。腸の浸透圧が上がり過ぎると、今度はそれを普通の状態に戻そうとする力が働きます。

 

そのために、腸管から水分が出てきます。腸に水分がたくさん出てくると、便が柔らかくなり下痢になるということです。

 

その対処法

カローリーカットや青汁の飲みやすさの追求のために、青汁の中にも人口甘味料が含まれている商品があります。下痢になる心配を避けるため、アステルパームやスクラロース、キシリトール、トレハロースなど成分表に人工甘味料が表記されているなら、それらの商品を避けることもできます。

 

アレルギー

特定の野菜や果物にアレルギーがあり、それを成分に含んだ青汁を飲むと下痢が起こるということがあります。しかしそうした症状が出る場合、激しい腹痛、嘔吐、じんましんや腫れなどの症状も併発することが多いです。

 

その対処法

アレルギーを引き起こす成分を含む青汁の使用をやめて、医師の診断を仰ぎます。アレルギーを引き起こす成分を含まない青汁を探して飲むことができるでしょう。

適量や用法を守って青汁を飲めば、下痢もそんなに怖くない


青汁を飲み始めて下痢になることがありますが、その場合は、量を減らして飲んでみることができます。また牛乳ではなく、水や豆乳などで割って飲む、人肌程度に温めて飲むのもおすすめです。青汁に豊富に含まれている2種類の食物繊維は、便の状態を、固すぎず柔らか過ぎずのちょうどいいバランスにするのを助けます。

 

下痢にならないよう適量を守り、下痢気味だと感じたら量を調整して減らしてみるなど、うまく飲み続けることができるなら、腸内環境を整えて、便秘でも下痢でもない快適な便通を毎日感じることができます。青汁と毎日じょうずにお付き合いできるなら、便秘も下痢もどちらも心配なくなります。

 

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